『海辺のカフカ』

10年ぐらい前に『ノルウェイの森』を読んで以来の、
村上春樹作品。
友人から良かったと聞き。
 
文庫上下巻合わせて1000ページ以上と長い作品ですが、
飽きずに読むことが出来ました。
ひとえにナカタさんのおかげです。
僕も星野青年同様、ナカタさんについていきました。
正直、15歳の主人公とそれを取り巻く人々には、
全く興味を持てませんでした。
だからでしょうね、読み終えても、
いまひとつ感慨や筆者のメッセージが心に残らないのは。
 
表現力は豊かですね。
たびたび、唸らされました。
 
文脈やらメタファーやらを読み解いていくような本を
読んだのは久しぶり。
刺激的でした。
そして、良い助走になりました。

ただ今のBGM

ベートーヴェンピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97「大公」』
ルービンシュタインハイフェッツ、フォイアマン)
星野青年同様、聴いてみてます。
やっぱり、ロックとかが好きだなあ。