ビリー・コーガン@渋谷AX

ビリー・コーガンのソロライブ。
スマッシング・パンプキンズのボーカルと言った方が
やっぱり通るだろうね。
 
とにかく、彼の声が聴きたくて行った。
あと、結局スマパン最後の来日公演となってしまったライブでの、
彼の人の良さがとても印象的だったのもあって。
 
音自体は、スマパンからのファンからすると、
正直、辛さを感じてしまった。
ボーカル&ギターのビリー、そして、電子ドラム、
キーボード×2(1人はノイズ担当?)の4人編成。
この編成からして、うーむと思ってしまった。
ベースがいないなんて。。。
ドラムが生ドラムじゃないなんて。。。
(ビリーは「furturistic dram」なんて言ってたけど、
 80年代に逆戻りだよ。。。)
 
PAが悪いのか、AXの音響特性なのか、
お目当てのビリーの声も、イマイチ他の音にかき消され気味だし。。。
 
なんか、ネガティブなことばかり書いてるけど、
ノイジーなエレクトロ的なアプローチの曲はカッコ良くて、
案外、こっちの方向、いいのかもと思った。
ソロ・プロジェクトならね。
 
最後のMCで、「次は、たぶん“スマパン”で帰ってくるよ」と
言ったときの、この夜ブッチギリにでかかった歓声が、
観客の想いと、この日のライブを象徴していたと思う。

ただ今のBGM

BILLY CORGAN『The Future Embrace』。
最初に聴いたときは、イマイチと思ったけど、
ライブに向けて何度も聴いているうちに良くなってきたっす。
どこかで、スマパンを求めてたんだろうね。