『僕と未来とブエノスアイレス』

ダニエル・ブルマン監督作の
アルゼンチン・フランス・イタリア・スペイン合作映画。
原題、『EL ABRZO PARTIDO』。
ブエノスアイレス」という単語に惹かれて、観てきた。
 
ブエノスアイレスの下町を舞台にした、
イスラエルに住む記憶にも残らぬ父というものに葛藤しつつ、
未来に思い悩む20の青年の物語。
 
2/3ほど進んだ頃だろうか、
音楽と映像だけのシーンが流れ、ハッとした。
「これまで、音楽、流れてたっけ?」
とにかくセリフが多い。
いや、全編、セリフといっても過言じゃない。
スペイン語がわかる人ならまだしも、疲れる。
さらに手持ちカメラで追っかけてる風な揺れる映像が多く、
これまた、疲れる。
 
臆病者のハタチの男のモラトリアムを1時間半以上、
上記のような調子で聞かされ・見せられるのは、
僕にはかなりツラかったです。
 
ついでに、「これがラテンのファミリーのあったかさ」的なものも
ウリもしてるみたいですが、僕には、、、ウザかった。

ただ今のBGM

HUGO DIAZ(ウーゴ・ディアス)
『魂のタンゴ・ハーモニカ〜プエノスアイレスのウーゴ・ディアス』
僕の中では、彼の前ではトゥーツ・シールマンスも霞みます。
最も好きなハーピスト
こんなハーモニカ、彼しか聴いたことない。
素晴らしい!