フジロックれぽ

7/26〜29で行った、FUJI ROCK FESTIVAL 2007。
遅ればせながらのまとめです。
 

7/26(前夜祭)
朝、友人の車に拾ってもらい、苗場へ。
曇り空。
テントを立ててる間に、雨がパラついたりしりたけど、
無事に寝床製作完了。
もちろん、その後はビール! 美味い!
そして、お昼寝。
前日寝てなかったし、爆睡。
花火の音で目が覚めた。
テントから顔を出し、寝ぼけまなこで花火を眺める。
さて、腹も減ったし、前夜祭に行きますか。
 

RATATAT

去年のMOGWAIの来日時にオープニングアクトだった彼ら。
なんかイントロが延々と続いて、「あれ、終わっちゃった」
って感じで、イマイチのれず、途中で退散。
これの前の大道芸の方が面白かった。
 
 
7/27(1日目)
さて、いよいよ本番スタート!
例年通り、暑さで7時半頃に目覚める。
青い空に白い雲、芝の緑が眩しい。
いい天気!
 

サンボマスター@GREEN

渋さへと向かう途中にチラ見のつもりだったんだけど。。。
あまりにMCが面白くて、足が止まってしまい、
結局、ほぼ最後まで観てしまった。
いや、あれだけ、ガーーーッと熱くなれるのって凄いよ。
「世界はそれを 愛と呼ぶんだぜーーー!」の絶叫も聴けたし、
満足。
 

渋さ知らズオーケストラ@HEAVEN

サンボマスターを観ちゃったんで、半分ぐらいから。
人の多さにビックリ!
音には、なんかイマイチのれず。。。
 

畠山美由紀 with ASA-CHANG & ブルーハッツ@ORANGE

今日の楽しみの一つ。
ビッグバンドのスウィング! 
いやー、夜、観たかった。
畠山美由紀さんもキレイで歌も上手いし良かった。
途中のお笑いは長すぎたね。
梅津さんのサックスが、もっと聴きたかったなあ。
 

小谷美紗子AVALON

途中から。
勝手に想像していたのと、風貌も音も違った。
結構、激しい音もやるんだ。
とはいえ、アヴァロンでまったり。
 

GOMA & JUNGLE RHYTHM SECTION@HEAVEN

疲れた。。。
踊りまくり!跳びまくり!
ディジリドゥとパーカッションの組合せはヤバイね。
MCはちょっと寒くも感じたけど、素直に拍手。
 

akiko/Moreno-Domenico-Kassin+2@ORANGE

GOMAの後、
知り合いと話しつつ一休みなんかしてたんで、途中から。
なんか、フツーのボサばっかりだなあと思っていたら、
終わりの方で、ロックなやつもやってくれました。
そうでなくっちゃ。
Morenoの声は、相変わらず親父さんに似てますね。
日本人女性ヴォーカルのakikoさん、僕にはイマイチ。
 

RAILROAD EARTH@HEAVEN

途中から。
アコースティック&フォーキーな雰囲気が良し。
フィドルが走るようなアッパーな曲では踊りまくり。
楽しかった。
 

ELANA JAMES AND HOT CLUB OF COWTOWN

AVALON
アコースティックな3ピース。
カントリーとか、そんな気持の良い音。
ゴロリと寝転がりながら、のんびり。
 

THE PEACE IN LOVE PERCUSSIONS@AVALON

一昨年も来ていた、セネガルのパーカッション&曲芸踊り軍団。
今年も小さなステージの中ながら跳ね回ってました。
火も噴いてたね。
 

THE CURE@GREEN

23年ぶりの来日。
やっぱ、観とかなきゃってね。
でも、ちっとも始まらない。
人が少ないから?(苦笑)
WHITEのジョン・バトラーが終わって、
客が流れてくんの待ってんじゃないかって思ったよ。
30分押し。
そのせいで、すっかりテンションが下がってたこともあり、
頭4曲ぐらいは全然ピンと来なくて、移動しようと思った頃、
「あれ、なんかいいじゃん?」と思う音。
「もう1曲聴いてみるか」「あと1曲」なんてやってるうちに、
すっかりノリノリになってました。
昔のポップな曲とかダークな曲とか、やっぱいいね。
伊達じゃないよ。
アンコール2回の2時間以上と、サービス精神もバッチリ。
結果的には、とても楽しかったのでした。
最後に、「また23年後」&ニヤリ。決まってたね。
 

ハンバート ハンバート@苗場食堂

今日のメインだったのに。。。
サイン入りTシャツまで着ていったのに。。。
キュアーが押したし、長かったんで、
ラスト3曲ぐらいしか聴けなかった。。。
しかし、ヒドイ状況だった。
隣のマーキーの爆音テクノの重低音が響きまくり。
ハンバートのようなやさしい音をやるバンドにはツライ。
でも、一生懸命歌ってたし、テンションも高かったように思う。
遊穂ちゃんも踊り回ってたし。
来年は、是非、AVALONで!
 
こんなに観るつもりはなかったんだけどなあ。
良く観て踊った一日でした。
 
 
7/28(2日目)
前日同様、朝、暑さで目が覚める。
どう動こうかなあと、ぼーっとしてるところに、
同行の友人の中にゴンドラに行くと言う者が。
のる。
やっぱ、フジに来たら、1回は乗らないとね。
 

NUMANOID aka TSUYOSHI@ドラゴンドラ頂上

音が鳴り出した頃には、誰もいない状況。
踊り出した数人に後から加わって、ゆらゆら。
青い空、のんびりムード、片手にビール。最高!
DJも良かった。
朝からこんなことができるって、野外フェスの醍醐味だね。
 
雨がポツポツ来はじめたし、昼過ぎに下山。
テントに戻る頃、雨がちょっと強くなって来た。
ちょうど良かった。
もちろん、外に出ていく気はなくなる。
昼寝。
 

LILY ALLEN@MARQUEE

前日、バッタリ会った会社の先輩に薦められ。
レゲエや、白黒映画なんかを思い起こさせる
古いアメリカンポップスみたいな音に、
キュートで可愛い歌声がのる。
始めは、面白いと思ってたんだけど、
みんな同じような曲&形で、途中で飽きてくる。
激混みで暑いこともあり、途中で退散。
 
カイザーチーフスをチラ見しながら、後の予定を考えるも、
カイザーの音にも、観たいものにも、ピンと来ず、テントに帰る。
 

IGGY & THE STOOGES@GREEN

いやー、なんだかんだ言って、あのテンションは凄いわ。
あの歳であれって、イカレてるよ。
前日、サンボマスターが「イギーを踊らせたいんだ!」とか、
いろいろやってたけど、
残念ながら、あのテンションには全く及ばないね。
ただね、イギー恒例(らしい)観客ステージ上げをやったんだけど、
曲が終わった後に、ステージに上がった客たちを、
降りるようになだめてて、それを見たら冷めてしまった。
なんか、案外、冷静だなあ、、、と。
ま、あの暴れようが芝居とは思わないけど、
ちょっと僕が求めるものとは違うな。
 
さて、夜中に備えて、テントで一眠り。
日付が変わった頃、再出陣。
 

SPACE COWBOY@MARQUEE

明るく、ひたすらアッパー!かと思っていたら、
案外ヘヴィーな音なんかも。
でも、いまひとつかな。
 

SIMIAN MOBILE DISCO@MARQUEE

結構ミニマルな音だったりで、予想外に好きで楽しめた。
ただ、ブレイクが多すぎるかなあ。
これは、スペース・カウボーイもだったけど。
まあ、フロアは盛り上がるんだけどさ。
 

TAKKYU ISHINO@MARQUEE

さすがです!
踊りまくりです!
 

JUSTICE@MARQUEE

素晴らしかった!
電子音が歌ってましたね。
ヒップホップしてましたね。
ライブでこれができるのか。
ハッキリ言って、楽しく踊るテクノじゃないし、
フロアから出ていっちゃう人もかなりいました。
踊らないテクノ、エレクトロが大丈夫な人じゃないと、
ただうるさいだけかもしれませんが、
メチャクチャカッコ良かった。
今年、唯一鳥肌が立ったアクトでした。
もちろん、今年のベスト!
 
朝方テントに帰り、朝風呂へ。
日焼けに熱いお湯がしみる〜。
でも、温泉は、やっぱり気持が良いね。
 
テントに戻ると、すっかり朝。
そんな中で、皆が誕生日祝いをしてくれた。
毎年、恒例となりつつあるんだけど、
本当に感謝です、親に。
この時期に生んでくれて。
って、そうじゃなくて、皆に感謝です(笑)。
 
 
7/29(3日目)
昼過ぎぐらいだったかなあ、起きたの。
翌日に出張を控え、今日帰るか、翌朝一で帰るか、迷う。
正直、夜のボアダムスとオーラスのROVO以外に、
積極的に見たいと思うものがない。
でも、それを見たら、翌朝帰りの成田経由香港。
去年はやったけど、今年は、香港後、すぐに台湾もあるし。
あと、ROVOまで見ちゃうと、
越後湯沢行きバスが大行列になってる可能性が大。
早朝まで踊って、その後にそれはダメージが大きい。。。
結局、ボアもROVOも日本のバンドだし、観る機会はあるし、
と、自分を納得させて、帰ることに。
でも、せっかくの3日券なのに、
今日、全く使わないのももったいないと、帰る前に1コ観る。
 

JOSS STONE@GREEN

あまりの人の少なさにビックリ。
僕も聴いたことはないんだけど、よく名前は聞くし。
ビール片手に悠々とモッシュピットへ。
R&B。
ビール飲みながら、ゆらゆら。
そうしたら、雨が。
ん?
昨日もちょっと降ったけど、それとは違う感じ。
モッシュピットを離れ、木の下に入ると、ドッと来た。
木陰なんか意味が無いくらいの強い雨足に、
慌ててレインウェアを着る。
今年は、着ることはなさそうだと思ってんだけど、甘かったね。
そして、「やっぱ、フジはこうじゃなきゃ!」とも。
 
ジョス・ストーンのステージを見終え、会場を後にする。
正直、今年のメンツが決まったときはガッカリだったんだけど、
聴いてみれば楽しいものが一杯あるし、
なんと言っても、あの雰囲気が最高。
“行けば楽しいフジロック!”です。
また、来年!
 
 

今日の開封


李克勤(HACKEN LEE)『My Cup of tea』
香港HMVのチャイニーズチャートでトップだったやつ。
優しい歌声でバラード中心と、
まあ、男性チャイニーズポップスにはよくあるタイプかな。
聴いてて気持は良いけれど、コレという何かは僕は感じない。
 
 
 
 
 
 
 
 


王[くさかんむりに宛]之『read my senses...』
これもHMVのチャートに入ってた。
好きです。
声もきれいだし、歌も上手い。
曲はポップを基本に、バラードはもちろん、
ちょっとデジロック風味なものもあったりで、良いです。

ただ今のBGM

THE CURE(キュアー)『GREATEST HITS』